先日の李相栢杯で韓国相手に大活躍、そしてアメリカにトライアウトを受けに行ったことを聞きつけ、彼を取材することにした。今まで日本代表に選ばれた経験も少なく、その才能が開花し始めた彼の真実に迫る。
リアル:「ではまずバスケットを始めたきっかけを教えてください。」
中川:「小学三年から始めました。9歳からですね。一番上の兄ちゃんの友達に誘われて始めました。普通の小学校の普通のミニバスのチームでしたよ。自分が入ったときは直(双子の兄)が『ミニバスなんてやるなよ』って言ったんですけど、断れないじゃないですかあ(笑)兄ちゃんの友達なんで。怖かったんですよ。学校の掃除の班が一緒で、自分が3年のときの6年生で班長だったんですよ。その人はそこそこバスケ上手かったんですよ。最初はやりたくなくて、だから最初の2ヶ月間は行かなかったんですよ。」
リアル:「2ケ月も行かなかったの?」
中川:「初日練習したらなんだかんだで、凄え面白くて、その日めちゃくちゃ面白かったのを今でもはっきりと覚えています。最高に面白くて、家、帰ってその事を話したら、その次の日から直がやるって言い出して一日おくれで二人で始めたんですよ。実際ミニバスが一番熱かったです。毎日バスケしてましたね。(実家が)農家なんですけど、田んぼの真ん中に木を立てて、鉄板にハリガネで網つくって、シュートしてましたよ。けど、一回入るとすぐに曲がっちゃうんですけどね(笑)」
リアル:「ミニバス時代はどんな時期でした?」
中川:「マジ真剣にやってましたから最後に負けたときは本当に泣きました。朝、学校行くじゃないですか、中休み、昼休み全部バスケやってました。いつも殴り合いのけんかになるぐらいに真剣勝負でやってました。そこで培われた部分てのは大きいですよ。夏休みとか、ライバル校にまけたときなんか、急に俺が監督し始めて(笑)家でみんな走らせたりして、それで練習したら勝ったりして。自分は何もやらなかったですけど(笑)。やらされたじゃなくて自分がやりまくったって感じでしたね。ミニバス時代は。」
リアル:「中学校に進学するわけですが中学校はバスケットを基準に選んだんですか?」
中川:「バスケで選んだとかではないです。」
リアル:「小学校から中学校に入って変わった点は?」
中川:「監督がめちゃくちゃ怖くて、練習は今までのバスケ人生で一番辛かったです。水飲んじゃだめとかで体育会系のりでしたね。パスアンドランとかそればっかやってました」
リアル:「そして豊浦高校に進学するわけですが。」
中川:「自然の流れで豊浦に行く事になってました。(笑)僕たちが入ったときはダラダラで、強い豊浦は忘れられた時期ですね。そこに僕達が入ってきたので力を入れ始めたときですよ。」
リアル:「高校時代はどうですか?」
中川「二年のときが一番強かったですね。国体のときは山形県倒して、ベスト8はいって、で次のウインターカップでも日大山形倒して、けど東山にまけちゃって。けどあの試合で僕の腕折れてたんですよ。靱帯切れてたんですよ。
(前の試合の)日大山形戦でやっちゃったみたいで。」
リアル:「腕が折れてる状態でよくプレーできましたね。」
中川:「そのときの怪我ってのが色々な病院で見てもらったんですけど、なかなかはっきりしなくて、ある病院に行った時にやっと、骨が折れてるのと靱帯が切れてるのがわかったんですよ。だからその後4ヶ月ぐらい骨折れたままで練習とかでやってたんですよ。いまから考えるとありえないですよね。それで3年になってからメスをいれて、インターハイの県予選にぎりぎり間に合ったみたいな感じですかね。」
リアル:「高校時代で一番学んだことは何ですか?。」
中川:「戦術面などそう言った難しいセットプレイなどを学びましたかね。」
リアル:「そして専修大学に入学ですね。専修大学を選んだ理由とかは?」
中川:「最初は大学がどこが良いとか考えた事なかったですね。高校時代の指導者の方が、中原さんと知り合いだったみたいで、そいった部分で薦められたからですかね。あと兄弟二人で行ける大学でって感じでした。1部、2部とかも良くわかんなかったですし(笑)」
リアル:「専修大学のバスケは?」
中川:「大学では今まで経験した事のないことが経験できてますね。一年の時は試合とかでは突っ込無だけだったんですけど、そういう時はボールを浮かせばいいんだな、とかやりながら覚えました。体のあたりとかの必要性も感じました。入学時より10kgぐらい違いますよ。あと大学では教職とってます。高校の時の指導者の方との約束なんで。」
リアル:「筋肉つくとプレーやりやすかったりする?」
中川:「いや、自分では余り感じませんね。それより見た目の部分ってのがあると思いますすよ。細くてがりがりだとそれだけで認めてくれないような。そんな感じがします。ただ高校にもどってやると今までできなかった事がすんなりできる様になってたりします。」